子供に苦手なものを食べさせてはいけない!
子供が苦手なものを挙げてみました。
苦い:ゴウヤ。ピーマン
渋い:スモークしたもの
酸っぱいもの:梅干し
辛い:辛子、わさび
など、、、
子供にとって、これら食材が苦手なのには、
理由があることをご存知でしょうか?
これらが苦手なのではなく、苦い、渋い、酸っぱい、辛いものには、
人体に悪影響を与えるものがあるから、
吐き出しなさい!
という脳からの命令が出るためです。
反射的に吐き出すという本能的な条件反射です。
未知の味のものには敏感だということです。
例えば、灰を食べたら苦い。
焦げているものだったらまだしも、タバコの吸いがらなんて食べたら大変です。
苦いものが口に入ったら吐き出すという行為は、本能的に身を守る防衛機構です。
幼児期はとにかく何でも口に入れます。
これは重要な行為で、そのものがどんなものかを分析しているのです。
そのようにして、物事を知っていくのです。
成長とともに、物事が理解できてくると、
食べられるもの、食べられないものの分別がつくようになります。
苦い、渋い、酸っぱい、辛いものに対する反射が弱くなってきます。
そうしてから、いろいろな味のものが徐々に食べられるようになっていきます。
筆者のようなオッサンになると、むしろそういうものが好きです 笑
小さいうちに、子供が苦手というものを無理に食べさせる必要はないわけです。
ただ、反射がなくなって、今まで受け付けなかった味のものを食べられる状態ができているのに、
それらを食べないというのはいろいろな意味で問題です。
子供が嫌いな食材には、身体にとっていいものが多い。
徐々に慣れさせる、少しずつ食べさせるということが重要です。
台湾では、子供が小学校に上がったら、徐々に辛子、わさび、生姜などを食べさせるそうです。
台湾は基本常夏、スイカも年中あるところです。
暑いだけに、デパートやバスの中、どこに行っても冷房がキンキンです。
しかも、部屋を冷やすことで空気を浄化するという考えがあるそうです。
身体を冷やすことが多い。
しかし、そこは台湾人の知恵。
生姜などを食べて、冷やした分、身体の内側から温めます。
日本では、薬味くらいにしか認識されていないものをしっかり食べます。
子供にも、徐々にそういう辛いものに慣れさせていくという話でした。
これは、日本人も見習うべき点です、はい。
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