LED照明で気分が悪くなった
先日、
「LED照明を見ていたら気分が悪くなった。」
と訴える患者さんが来院されました。
開店したばかりのお店で、照明が明るいなー、と眺めていたそうです。
すると、悪心、頭重、目とその周囲の痛み、目を開けたくない、見にくい、
といった症状が。
光刺激過剰で、完全に高ぶっている状態。
慢性肩こりの患者さんなので、首肩背中をほぐしながら瘀血を流し、その時点で症状が半減。
主に前頭部に滞った気を取り除くことで症状がほぼ消えました。
LEDの中には、ちまたでで何かとお騒がせなブルーライトが含まれています。
照明をはじめ、PC、スマホ、テレビ・・・生活の中に多くのブルーライトが存在し、
私達は、それらがなかった時代からしたら確実に影響を受けています。
そんな悪役イメージの強いブルーライト、太陽光にも含まれており、
視点を変えると、必要不可欠なものでもあるのです。
パイロット、CAは時差ボケを解消するために、LED照明が煌々とついている部屋にいるそうです。
そうすることで、人体からセロトニンが分泌され、結果として活動、睡眠のタイミングのリセットができるそうです。
セロトニン、幸せホルモンと呼ばれるものですね。
太陽の光が重要たる所以です。
ただ、ブルーライトを目に集中して浴びて、いいわけはないですよね。
特に夜間スマホを操作することは良くない。
これから寝なければいけないのに、微弱かもしれませんが太陽光を浴びている状態になってしまう。
疲れなど、身体の調子が悪い時の何らかの刺激は、身体にとって悪影響を及ぼすケースが多いです。
普段は何でもないようなことが、何故今日に限って・・・みたいな感じになりやすい。
是非、当院に体調管理のお手伝いをさせてください。
私も、夜のスマホ気を付けたいと思います。
ちなみに、筆者愛用のシンセ、青色ダイオード全開です。
使うのを躊躇してしまう。
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