旬のものを食べよう
先週は爆弾低気圧にみまわれたりしましたが、
今週は日中暑いくらいに感じる日が増えてきました。
春到来ですね。
春といえば山菜。
ふき、せり、あしたばなどが出てきます。
今回は、それらを食べることで、いろいろとイイことがあるというお話。
山菜には、ポリフェノール類が多く含まれ、
胃腸の働きを促したり精神的ストレスの改善などにも効果が期待できるそうです。
大抵の春の山菜は苦味成分を含んでいますが、その正体がポリフェノール類です。
「苦味」を東洋医学的に説明すると、「心熱を抑える」という働きがあります。
心は現代医学の心臓とは異なります。
思考、精神、そのようなものを司るところとご理解ください。
心は、もともと熱を持ちやすい部分で、
春先などは特に熱を持ってしまいます。
そうやって心のバランスが破綻すると、色々と支障が出てくるのですが、
その代表的な症状が精神的なトラブル。
それを抑制するのが「苦味」です。
春、すなわち日本では年度替わり、環境の変化がストレスの原因となりがち。
そんなことを改善してくれるのが山菜というわけです。
ちょうどいいタイミングに、山菜が出てきてくれるのです。
よく旬のものを食べようと言われますが、
正にその通り。
例えば、夏の野菜、果物は火照った体を冷却する作用があります。
これも理にかなっている。
自然というのは、何ともありがたいものですね。
ここで注意点、食べるろ、今度は心熱を抑えすぎて、それも支障が出てきます。
食べ過ぎには注意です。
何でもまんべんなく食べる、これがいちばんです。
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