急な腰痛、冷やした方がいいの?温めた方がいいの?
患者さんからしばしば頂くお電話での質問、
「腰を傷めてしまったのだけど、冷やした方がいいの?温めた方がいいの?」
結論から申し上げますと、お電話ではお答えできません。
実際に状態を診てみないと判断出来ませんので、お手数ですが、ご来院ください。
真性の意味のギックリ腰、これはいわば捻挫のようなものです。
急性炎症ですので、冷やします。
筋肉、筋膜、筋肉にまつわるものの炎症も同様です。
一方、疲労が重なり、それが原因となり、
何かの動作がきっかで急に腰が痛くなってしまうことがあります。
この場合は、慢性的なものなので温めます。
徒手による検査、触診、問診をさせて頂くことで、冷やす、温めるの判断が出来ます。
また、冷湿布で冷やす、温湿布で温めるということは、あまり効果が得られません。
急性の場合は氷、保冷剤で冷やす、
慢性の場合はホッカイロの様なもので温めることをして頂きたいと思います。
湿布は、消炎鎮痛のお薬が塗ってあります。
貼ることで炎症、痛みをを抑える効果が期待できますが、
急性の場合は冷やす、慢性の場合は温めるということをして頂くと、
大きな効果が期待できます。
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