オーバートーゼ(刺激過多)
腹八分目と言いますが、
施術も度を過ぎると良くないことが起きてしまいます。
治るどころか、具合が悪くなることもあります。
適正な刺激量で施術すれば、程よく身体がだるくなり、眠気も出て、
休みたいな、
という気分になります。
しかし、刺激過多になると、だるさもひどいものになり、ごく稀にですが発熱もあります。
仮に、ひかりマッサージ院で治療して頂いた後にこのような状態になりましたら、
遠慮なくご連絡ください。
様子を伺った上で対応致します。
私達治療家は、刺激量には十分気を配りながら施術にあたります。
これがとても難しいことで、どんなに優れた治療家でも、
この部分で失敗することがあると言われています。
人によって適正な刺激量は異なりますし、
その日の体調によっても違います。
かと言って、刺激が足りないと、治療効果が出ません。
私は、頭の中で引き算をしながら施術しています。
みなさんが治療のために使う体力を、球に例えています。
この方の球数は100球、全身の血流を良くするのに60球(内上半身で30球、下肢で30球)
局所の辛さを改善するために30球、あと10球は微調整のためにとっておく。
大ざっぱな説明になってしまいますが、このように計算しながら施術します。
人によって球数は全く違うし、日によっても違うということです。
もちろん施術の方法も大事ですが、その刺激が適量であれば、最良の治療となります。
その見極めに日々努めながら、経験値を上げている次第です。
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