柔道によるO脚
O脚を訴える患者さん、女性にはとても多いです。
先日いらっしゃった方は、柔道をしている高校生の方。
柔道を続けており、足技が多いとのこと。
そのため、骨盤から下肢にかけての筋肉が発達しています。
厳しい練習をしているため、筋肉の張りなど疲労感もとても強い。
このような要素でもO脚を招いてしまいます。
私は治療を横向きになって頂いてから始めることが多いのですが、
横向きの状態で上側の足が下側の足にほとんどついていない。
O脚の程度の大きさがわかります。
一通り筋肉をほぐすと、足と足が大分近づいてきました。
股関節から下の関節全ての関節のストレッチを加え、
猫背である背中の筋肉の緊張を緩め、
座って頂くと、背筋が伸ばしやすくなり、
歩行時の姿勢も、最初は身体が左右に揺れながら歩いていたのですが、
その揺れが減少しました。
治療方針としては、筋肉、特に骨盤以下の緊張をほぐす、
あとは、自宅でのストレッチ、
正しい歩行を意識することをお話させて頂き、治療終了となりました。
成長期であること、柔道で負担がかかること、
治療するにあたって、なかなか難しい要素がありますが、
じっくり治療させて頂きます。
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